2009年11月16日

数学で身につける柔らかい思考力

まえがきを読んでこの本に惹かれました。

そこには次のことが書いてあったんです。



-----------------------------------------
学校の時間割に,こんな選択科目が
あったらどうでしょう。

月曜日----ペテン師にひっかからないためには
火曜日----思考ゲーム
水曜日----金持ちになるための秘訣
木曜日----現実世界のパターン
金曜日----チャンスに賭けるかどうかの見極め方

------------------------------------------


こんな授業を受けていたら,今の私は
だいぶ違っていたかもしれない。


そんなことを感じて早速購入したこの本。

ロブ・イースタウェイ&ジェレミー・ウィンダムの
「数学でみにつける柔らかい思考力」です。


あっという間に読んでしまいそうと思いきや,
ひとつひとつがゲームのようで意外と頭を
使います。

どうすれば理想の結婚相手を選べるか?
なぜエレベーターにいつも待たされるのか?
なぜお金を騙し取られるのか?
賭けるべきか?降りるべきか?

など,身近な問題を数学的立場から
楽しく解説してくれる本。


1つの問題に「なんでこうなるの????」と
丸一日考えたものもあり,じっくりと
時間をかけて楽しみました。

こんな風に世の中のみんなが考えられるように
なれば,宝くじなんて売れなくなるのでは
ないでしょうか?
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2009年11月06日

How to Win Friends & Influence People #165

おはようございます。野口です。

夫の実家で収穫したぶどうを
たくさんもらってきました。

マスカットのような緑色をした小粒の
ぶどうで,ナイアガラという種類です。

ものすごくフルーティーな香りで,
ワインにも使われる種類だそう。

カゴにいっぱいのぶどう。

さぁ,何にしようか…とあれこれ悩み,
ジャムとジュースを作りました。

よく考えてみれば,とても豊かな生活
ですよね。こういう精神的な豊かさが
北海道にはあると思うのです。

経済的には本州に比べて発展していない
部分が多いのですが,時間の流れが
ゆったりしていて,住み始めた当初は
同じ24時間とは思えなかったほど。

都会も大好きな私ですが,こういう
人間らしさも大切にしていきたいです。



さて今日はHow to Win Friends & Influence Peopleの65回目。
精神異常を直すことができれば,患者は幸せになれるのでしょうか?




■まずは辞書を使わないで読んでみましょう。わからない単語があったら、
 意味を想像しながら読むことが大切です。

"And as for children, she imagines now that she has had a new
child every night. Each time I call on her she says: 'Doctor,
I had a baby last night.'"

Life once wrecked all her dream ships on the sharp rocks of
reality: but in the sunny, fantasy isles of insanity, all her
barkentines race into port with canvas billowing and winds
singing through the masts.

Tragic? Oh, I don't know. Her physician said to me: "If I
could stretch out my hand and restore her sanity, I wouldn't
do it. She's much happier as she is."



■単語チェック

as for 〜に関しては
barkentine バーケンティン船
billow 大きく波打つ



■訳出のポイント

今日の文章は文学的な表現が多かったですね。

まず,barkentineは船の種類です。
19世紀前半から太平洋で使われるようになった
3〜5本マストの帆船のことを言います。

厳しい現実の世界では,彼女の船は壊されたけれども,
狂気の世界では港に無事に着くことができた。
つまり,夢を叶えることができたというわけです。

その夢とは,子供を産んだり,伯爵と結婚したり
することですね。

stretch outは「伸ばして外に出す」ですから,
「差し出す」と訳すのが適切でしょう。



■対訳

また子供について,彼女は毎晩子供を産んでいると思い込んでいる。
私が彼女を診察するたびに,「先生,昨晩赤ちゃんが生まれたん
です。」と言うのだ。

彼女の夢を載せた船は,現実という尖った岩にぶち壊されて
しまったが,彼女は狂気という輝かしい幻想の世界にいる。
風を受けて帆は大きく波打ち,帆柱は大きな音を立てながら
彼女の船は次々と港に安着しているのだ。

これは悲劇だろうか?私にはわからない。けれども彼女を診ている
その医者はこういっている。「もし私がただ手を差し出すだけで
彼女の精神異常を直せるとしても,そうはしないだろう。彼女は
今のほうが幸せなのだ。」



■最後にもう一度読んでみましょう。
 初めよりもだいぶ読みやすくなっているでしょうか?

"And as for children, she imagines now that she has had a new
child every night. Each time I call on her she says: 'Doctor,
I had a baby last night.'"

Life once wrecked all her dream ships on the sharp rocks of
reality: but in the sunny, fantasy isles of insanity, all her
barkentines race into port with canvas billowing and winds
singing through the masts.

Tragic? Oh, I don't know. Her physician said to me: "If I
could stretch out my hand and restore her sanity, I wouldn't
do it. She's much happier as she is."



「ここがわからない!」「これはどうして?」という方が
いらっしゃいましたら、どんどんコメントくださいね。
野口が丁寧にお返事いたします。


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2009年11月05日

How to Win Friends & Influence People #164

おはようございます。野口です。

最近話題の八ッ場ダム。

よくニュースに出てくるダムの映像を
ご覧になった方,あれがダム本体でない
ことをご存知でしたか?

恥ずかしながら,あの建設中の正体が
道路だったということを私はつい最近
知ったのです。

今使っている道路はダムができたら
埋まってしまうため,その代わりの道路を
先に建設しているのです。ダム本体は
まだ着工していないのですね。

それなのに7割の予算をもう使って
しまっているとは,あまりに計画性が
ないとしか言いようがありません。

今まで使った3000億円がもったいないから
と言って,今後さらに5000億円使うのは
中止になるのも当然でしょう。




さて今日はHow to Win Friends & Influence Peopleの64回目。
精神病の専門医が話したのはどんな内容だったのでしょうか?




■まずは辞書を使わないで読んでみましょう。わからない単語があったら、
 意味を想像しながら読むことが大切です。

"I have a patient right now whose marriage proved to be a
tragedy. She wanted love, sexual gratification, children and
social prestige, but life blasted all her hopes. Her husband
didn't love her. He refused even to eat with her and forced
her to serve his meals in his room upstairs. She had no
children, no social standing. She went insane; and, in her
imagination, she divorced her husband and resumed her maiden
name. She now believes she has married into English
aristocracy, and she insists on being called Lady Smith.



■単語チェック

gratification 満足
blast 破壊する
maiden 未婚の
aristocracy 貴族



■訳出のポイント

prove to be 〜は「〜であることが判明する」「〜であることが
わかる」という意味の表現です。ここでは,「結婚が悲劇である
ことがわかった」つまり,「結婚が悲劇となった」ということ
です。

blastは名詞では「突風」「一吹き」などの意味があります。
ここでは動詞ですが,同じように「強い風で破壊する」という
ニュアンスがあります。

イギリスの貴族には尊称として男性にLord,女性にLadyを付けます。
「夫人」や「伯爵夫人」と訳します。



■対訳

「私の患者に,結婚が悲劇に終わってしまった人がいる。彼女は
愛情や性的な満足,子供,そして社会的地位を求めていたが,
そのすべてをぶち壊されてしまった。夫に愛されなかったのである。
夫は彼女と一緒に食事をすることさえも拒み,二階の自分の部屋に
食事を持ってくるようにさせた。彼女は子供もおらず,社会的地位も
得られなかった。そして精神異常になってしまったのである。
想像の世界で彼女は離婚をし,旧姓を再び名乗った。そして今は
イギリス貴族と結婚していると信じ,スミス公爵夫人と呼ばせるので
ある。



■最後にもう一度読んでみましょう。
 初めよりもだいぶ読みやすくなっているでしょうか?

"I have a patient right now whose marriage proved to be a
tragedy. She wanted love, sexual gratification, children and
social prestige, but life blasted all her hopes. Her husband
didn't love her. He refused even to eat with her and forced
her to serve his meals in his room upstairs. She had no
children, no social standing. She went insane; and, in her
imagination, she divorced her husband and resumed her maiden
name. She now believes she has married into English
aristocracy, and she insists on being called Lady Smith.





「ここがわからない!」「これはどうして?」という方が
いらっしゃいましたら、どんどんコメントくださいね。
野口が丁寧にお返事いたします。


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